おはようございます。宵待草子です。

 

 輪王寺、日光東照宮、二荒山神社と巡ってきた日光山内の参拝も、いよいよ最後の寺院へと足を踏み入れます。

 大猷院。徳川三代将軍「家光公」の廟所(びょうしょ)(廟所=墓所)で、世界遺産にある境内では、登録された22件の国宝・重要文化財が建っており、315基の灯籠(とうろう)が存置されてます。

祖父である「家康公」(東照宮)を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっています。入口の「仁王門」から「拝殿、本殿」までの道のりは、天上界に昇って行くような印象を受けます。

◆巡礼先データ◆

 シリーズ名:一般参拝

 寺    名:日光山輪王寺 大猶院(たいゆういん)

 

 巡ってみましょう。

 早速、大音響でお経が流れております。

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 ここまでは、拝観料が不要の場所。

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 さっ、初めて入ります。ちょっと、ウキウキさ。

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仁王門(におうもん)」です。

大猷院の表玄関で、阿吽が仁王門を守る朱塗りの八脚門。

 1つ目の門で、口を開いた「阿形(あぎょう)」と口を閉じた「吽形(うんぎょう)」2体の仁王像「金剛力士像(こんごうりきしぞう)」が安置されています。
 「阿吽の呼吸」はここから来ていると言われています。

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 仁王門には、身の丈3.2mもある密迹金剛(みしゃくこんごう)と那羅延金剛(ならえんこんごう) の二対の仁王像が睨みをきかせています。

 向かって右側のこちらが「密迹金剛(みしゃくこんごう)」。

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 こちらが、「那羅延金剛(ならえんこんごう)」です。

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 これ、何だったかなぁ? 

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 「御水舎(おみずや)」です。

 九州の大名、鍋島勝茂公が寄進した御影石の御水舎です。

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 「龍光院」です。一般公開はしていません。

 3代将軍家光公の側近として仕えた、梶定良(かじさだよし)が、家光公亡き後、江戸から日光に移り住んで、警護に当たるなど忠誠を尽くした人物の位牌が祀られてます。

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二天門(にてんもん)」です。

左右に持国天・増長天を安置している事から二天門と呼ばれています。

 二天門は石段上にある八脚楼門入母屋造りの門で、正面には、108代天皇「後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)」の筆による「大猷院」の扁額(へんがく)が掲げられています。

この門は世界遺産日光の境内で1番大きな門で、左に東を守る持国天、右に南を守る増長天が立ち、 裏門には風神、雷神の像が立っています。

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 正面左側には、「持国天(じこくてん)」。

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 右には「増長天(ぞうちょうてん)」。

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 通常だと、いわゆる四天王と呼ばれる、上記二天のほかに、西方を守る「広目天(こうもくてん)」、北方を守る「多聞天(毘沙門天)(たもんてん)」で固めると思っていたのですが、裏門には「雷神(らいじん)」と「風神(ふうじん)」が祀られています。

 こちらが「雷神」。

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 こちらが「風神」。鮮やかな色合いながら、迫力満点!

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 二天門を潜り、階段を昇った高台からパチリ!

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 「展望所」なる、まっ、いわゆる階段でいうところの踊り場から、先ほど紹介した「龍光院」を臨みます。

 10万石以下の大名が献上した灯篭が並んでいます。

 何でも、10万石以下の大名は、仁王門から先へは進めなかったそうです。

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 一般公開されていないので、望遠に切り替えて、のぞき見しました。

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 先に進むと、夜叉門が見えてきますが、その前に「鼓楼」と「鐘楼」が目に入ります。

 こちらは「鼓楼(ころう)」。

 大きな太鼓が収められているそうです。

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 こちらが「鐘楼(しょうろう)」。

 釣鐘が収められているそうです。大きな法要の際にこれら2つが打ち鳴らされたそうです。

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 おっ、「夜叉門(やしゃもん)」が見えてきました。

承応2年(1653)、大猷院に造営された門。装飾がすべてボタンの花で統一されていることから別名「牡丹門」と呼ばれ、全体が黒漆と金を基調に華麗な仕上がりとなっています。

東照宮でいえば陽明門にあたるのが、この夜叉門。

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 4体の夜叉(阿跋摩羅、毘陀羅、鍵陀羅、烏摩勤伽)が安置され、霊廟を守ってます。

 中でも青い「烏摩勤伽(うまろきゃ)」は、破魔矢の発祥とされ、全国でも珍しい仏像とのこと。

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仁王門と同じく、門の表と裏には東西南北を表す色の4体の夜叉像が祀られています。

 まずは、東の青色「烏摩勤伽(うまろきゃ)」。

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 この膝当ての「象」から、「膝小象:ひざこぞう」→膝小僧へと変化した語源だとか。

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 西は白色、「鍵陀羅(けんだら)

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 南は赤色の「毘陀羅(びだら)

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 殿(しんがり)は北の緑色、「阿跋摩羅(あばつまら)

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 4つの像に原色の色を使っているので、ちょっと異様です。

 いよいよ最後の門が見えてきました。

 「唐門」です。

承応2年(1653)に造営された門であり、向唐門で、屋根の前後の軒を唐破風形となっています。

大猷院の門のなかでは最も小さなもので二脚門形式で金地板への浮彫や透彫金具など気品あふれる装飾となっています。

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 鳩など、精緻な彫刻が施されてます。

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 「本殿・拝殿」です。

承応2年(1653)に造営されたもの。細かく精巧な装飾が目を引く霊廟の正門とさらには柱に施された金箔が眩しいです。

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 大猷院拝殿、大猷院相の間、大猷院本殿が一棟に連なった建物で、拝殿は金箔で覆われ、天井には140の龍が描かれています。拝殿の先は巾がせまい相の間となり、その奥が本殿となっています。内部には家光の木像が祀られ東照宮と同様「権現造」様式と成っています。

 中は撮影禁止なので、写真はありませんが、参拝時は何かの行事か何かの関係で、普段は非公開の「徳川家光公」の木造を拝見することができました。

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 拝殿と本殿をつなぐ「相の間」です。

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 本殿です。

 横からしか拝見できないけど、まさに豪華絢爛。

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 「皇嘉門(こうかもん)」。

承応2年(1653)に造営された「竜宮造」様式の門です。

本殿の右手奥にある楼門で、その奥が非公開の家光の墓所の奥の院があります。

我々は、ここから先へは入れません。

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 さっ、来た道を戻ります。

 大猶院いいね。二荒山神社の「化け灯篭」がロマンがあって一番好きだったけど、この大猶院の境内もいいわぁ。人が少ないし、見どころ満載。

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 さっ、帰途に就きましょう。

 お土産は、鬼平(きびら)の水羊羹と、上澤梅太郎商店のたまり漬けさ。

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 はい、無事に帰ってきましたよ~。

 精進落としは、こんなところから始めました。

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 日光で買ってきた「湯葉刺し」。

 山葵をチョコンと乗せていただきます。

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 ブロ友のDora氏からいただいた、丸ごと1匹の紅鮭切り身の一片。

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 上澤梅太郎商店最強の逸品「らっきょうのたまり漬け」。

 何個でも食べられちゃう美味しさ。

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 味付湯葉。

今夜は、日光で攻めてみました。

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 餃子。

 これは、長女の大好物。

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 餃子の上には、柿の種入りの担々ラー油で。

 サクサクした食感が面白い。

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 海鮮鍋の中にも入れてみました。

 う~ん、ピリ辛な上に旨味が増すわぁ(^^

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 夜中までがっつりと呑んで、朝、ゆで太郎で朝そば集会をして、長女は帰っていった。

◆参拝データ◆

 住  所:栃木県日光市山内2300

 交  通:JR&東武日光駅からバス、日光IC下車

 駐 車 場:有

 拝 観 料:(大人)550円、(小中学生)250

 拝観時間:(4月〜10月)8:00(開門)〜17:00(閉門)、(11月〜3月)8:00(開門)〜16:00(閉門)

 納経時間:

 電話番号:0288(54)053

 ウェブサイト:日光山 輪王寺 公式ホームページ (rinnoji.or.jp)