本日の逸品はこれ。

 今回は「おやき」です。

 いわゆるおやきは、①灰ころがし、②蒸おやき、③焼きおやきに分類されますが、ここの商品はというと、③の焼おやき。

 焼おやきはおやきの中でも最もポピュラーなもの。その中でも、ここのおやきは、びっくりするような薄皮とぎっしり詰まった餡を売り物にしているのだ。

 私宵待草子が思うに、おやきは、土地の痩せた地域での米の代用食としての「蕎麦」粉を利用して作られたのがそもそもの始まりと思っています。

 私の出身地安曇野でおやきを家で作っていたところというと、山間のとても米作ができないような瘦せこけた土地に住んでいる家でよく作ってました。

 しかし、時が移り変わり、蕎麦粉→小麦粉、余った野菜→高級食材、固くて不味い→柔らかくて美味しいと何もかもが現代風にマッチさせて進化してきました。

そしてその最たるものが、ここのおやきとなるだろう。

 まぁ、万人が美味しいと認めるおやきとなっていることは間違いないです。実際に超美味しいデス。

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 だけど、灰っころがしを知る世代としては、囲炉裏の灰の中で蒸し焼きし、食べるときに表皮に付いた灰を払って食べる、あの固くて分厚い皮と少ない餡の入ったみすぼらしいおやきに哀愁をそそられるんです。

◆店舗データ◆

  店 舗 名:さかた菓子舗

  住  所:安曇野市穂高有明8177-3

  電話番号:0263(88)2737

  営業時間:10:0016:00

  定 休 日:月・火曜日

◆購入商品◆

  購入商品:おやき(ひじきくるみ、やさい、野沢菜)

  購入年月日:令和2年1110日(火)

  試食年月日:令和2年1110日(火)

◆商品説明◆

  「小麦粉で作った生地を薄くのばし、あずき、やさいなどの具材を包み焼いた、てまひまかけて作った信州の郷土食」だそうです。

ひじきくるみ

ひじきとくるみがたっぷり入って、舌触り滑らか。鉄分も豊富で、甘めの味付けが女性に人気」だそうです。

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 原材料:ひじき、にんじん、油揚げ、こんにゃく、くるみ、大豆、ゴマ、しょうゆ、みりん風調味料、魚介だし、サラダ油、砂糖、小麦粉

 

やさい

切り干大根をメインに、キャベツや椎茸、人参などの野菜がたっぷり入ったおやき」です。

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 原材料:切り干し大根、にんじん、しいたけ、キャベツ、油揚げ、カボチャの種、しょうゆ、みりん風調味料、魚介だし、サラダ油、砂糖、小麦

 

野沢菜

信州特産の野沢菜を、あまじょっぱい味付けで仕上げた、後引く美味しさで当店人気No1」だそうです

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 原材料:野沢菜、しいたけ、油揚げ、しょうゆ、みりん風調味料、魚介だし、サラダ油、砂糖、一味、小麦粉

◆評  価◆×5段階評価 標準は×2)

お薦め度  ★★★★★

  初めて見た人、初めて食べた人は、この皮の薄さと具量の多さに感動の声を上げます。もはや、おやき(饅頭)を食べているというよりも、おかず(具)を食べているという感じです。いい意味でも悪い意味でも、豪華なおやきです。

 ええ、お土産用で売っているような「おやき」とは一線を画す豪華なおやき。ええ、食べ応えもいいけど、餡をたくさん食べられるってところに、なんか優越感を感じてしまうおやきです。