すみれシリーズ史上 最上級スープ!

DSC_3569_00001
DSC_3604_00007
 日清が、そしてセブンが誇る最高級カップがこれ「セブンプレミアムゴールド」。

 このシリーズ、味噌…すみれ、塩…山頭火、豚骨…一風堂が、このそれぞれ美味しさの砦を守っています。

過去には生めんタイプがあり、これがお気に入りだった。

発売当初250円を超える販売価格には抵抗感があったが、やはり美味しさでは他の追随を許さないものがあり、十分納得した上での購入だった記憶。

 リニューに合わせて味見しようと思っていた矢先、なっなんと、この店の親元ともなる「純連(じゅんれん)」のカップがリニューアルしたと言うことで、ちょいと、食べ比べて見ようかと…。
 あっ、純連は、既にブログにアップしちゃってます。なんで、2食目…(-_-;

DSC_3566_00001
 ところで、同じ「純連」でも「純連(じゅんれん)」と「純連(すみれ)」があったって知ってた?

 私は経緯までは知りませんでしたけど、どちらも何度か食してます。

 その歴史は昭和39年、札幌市豊平区中の島で創業した『純連』に始まります。この店名は姓名判断をする人につけてもらったとのことで、「すみれ」と読みます。

 紆余曲折を経て、かくして人気店の仲間入りを果たします。

 以前から店名を「じゅんれん」と誤読する人が多く、その読み方が定着していたことから、再開を機に店名の読みを「じゅんれん」に改め、長男に店を譲ります。

 一方、店主の三男も平成元年に純連創業の地・中の島に『純連(すみれ)』を開業します。こうして読み方の違う2つの『純連』ができあがります。

 なお、現在では長男の店『純連(じゅんれん)』は、「さっぽろ純連」または単に「純連」と表記されることが多く、三男の店『純連(すみれ)』は、「すみれ」と平仮名表記するようになったんですね。

 別にいがみ合ってるわけではないと思いますが…。

 両店は、札幌の本店をはじめ、横浜ラー博、支店、物産展をはじめ、両店で修業した者の出店した店など、数えきれないほど食しており、味の傾向は掴んでいる…。

◆メーカー説明◆

 「有名店「すみれ」の濃厚な味が楽しめるカップ入りみそラーメン。ラードで味噌や野菜を加熱抽出したオイルで香ばしい香りを再現。濃厚なみそ味のスープが麺に絡み、やみつきになる味わい。ひき肉、メンマ、玉ねぎ、ネギ入り」だそうです。

DSC_3571_00002
DSC_3606_00008
添付物は、スープ(粉末、液体:ともに後入れ)、かやくです。

DSC_3577_00004
 は、つるみがあり、しっかりとした食感の手もみ風中太ちぢれめんです。

DSC_3575_00003
 麺の色がシカーリと味噌色した縮れのある太ノンフライ麺です。前食(平成3011月)の時の麺は、平打ちでしたので、リニューアルを機に麺形状を変えたようです。これで、店の麺に近づきましたね。麺の解(ほぐ)れの悪さは改善されたようですが、やはり、7分過ぎてもモチモチ感よりもポソポソプツプツ感が勝る麺の性質は変わらず。スープとの一体感はスバラシイだけに、麺の形状だけでなく、もうちょっと店の麺質に近づけて欲しかったな。

DSC_3612_00010
スープは、「ラードで味噌や野菜を加熱抽出したオイルで香ばしい香りを再現し濃厚なみそ味のスープ」とのことです。

DSC_3596_00006
 相変わらずの濃厚な味噌スープ。店の特徴でもあるラードの層がシカーリと表面を覆ってます。強い味噌感とともに玉ねぎを中心とした香味野菜の炒め感がなんとも店舗っぽい味わいに仕上げてます。前作で感じたすりごまの強い風味が抑えられ、野菜の旨みがアップした感じ。山椒の風味は、若干、弱かったかな。スープのトータルとしての完成度、美味しさはさすがです。

DSC_3616_00011
 は、醤油胡椒で味付けした肉ミンチ、メンマ、玉ねぎ、ねぎです。

DSC_3586_00005
 さすがはプレミアムゴールド。具量タプーリやん。肉感のあるそぼろ、コリシャクマンメ、あんま~い玉葱。前作との直接比較はできませんでしたが、内容量に4gの減少が見られました。麺量が同じことからすると、具量が削られている可能性があります。コロチャーだったらなお良かったのにね。

DSC_3609_00009

◆商品データ◆

 発    元:日清食品㈱

 シリーズ名:セブンプレミアムゴールド

 商 品 名:すみれ 札幌濃厚味噌

 販売地域:全国の7&iグループ店

 発売年月日:平成21年4月

 リニューアル年月日:令和3年2月8日(火)

 購入年月日:令和3年3月2日(火)

 試食年月日:令和3年3月5日(金)

 購入場所:セブンイレブン

 定  価:278円(税抜)

 購入価格:300円(税込)

◆商品の評価◆  ×5段階評価  標準は×2)

麺   ★★★★   麺種:ノンフライ  太さ:太  湯戻し時間:5分

スープ  ★★★★★   ベース:味噌

具   ★★★★★

総 合  ★★★★

 「すみれシリーズ史上 最上級スープ」を謳っています。2年以上前の味見なので、余り記憶は定かではありませんが、スープが美味しくなった感じ(?)はします

 多くの人が美味しいと感じるこのカップ。もしかすると美味しいカップの5指に入るかもしれない…。でも、美味しいカップ麺が巷に溢れかえっている現状においても、このカップにかかる期待感がでかかったんで、その分ちょっぴり「ハズレ」ちゃったな。その原因は、やはり麺。ハイエンドクラスの麺なんですがねぇ…。

◆その他の情報◆ (一日の必要量に占める割合 100%が×5)

 内 容 量:143g(うち麺量80g)  必要湯量:440ml

 エネルギー:★★     564kcal(うち麺・かやく364kcal、スープ200kcal

 食塩相当量:★★★★★ 7.5g(うち麺・かやく2.7g、スープ4.8g


 それではいつも通り、食べ比べてみましょう。

 画面左側が、サンヨー食品㈱「純連 濃厚札幌味噌」(以下「純連」といいます。)、画面右が、日清食品㈱「すみれ 札幌濃厚味噌」(以下「すみれ」といいます。)です。

 なお、「純連」は一般販売、「すみれ」は7&iグループ限定販売となってます。

 デザインを比べてみましょう。

 カップのサイズに違いがあります。「すみれ」の方が大きく、デザインも「すみれ」の方がセンスがいい感じです。

DSC_3567_00002
DSC_3600_00011
添付物

 「純連」は、スープ(液体×2、粉末)、かやく。「すみれ」は、スープ(液体、粉末)、かやくです。

DSC_3581_00005
 「純連」の液体スープは、味噌と調味油を別袋としていますが、「すみれ」は混合して1袋としてます。

DSC_3584_00006
 は、どうでしょうか?

 写真では色合いの違いが見て取れます。

DSC_3578_00003
 原材料をみると、「純連」は小麦粉、でん粉、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵、「すみれ」は小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキスです。

 「純連」のでん粉と粉末卵、「すみれ」のチキンエキスが、麺の食感にどう影響してるかがカギとなりそうです。

DSC_3580_00004
 同時に作りましたので、双方にハンデは無いと思いますが、同時に食べてみると、明らかに「純連」の方がツルみが滑らかで、「すみれ」で感じられたゴワつきやポソプツ感がありません。「すみれ」は前述した通りですが、スープとの親和性は「すみれ」に一体感を感じました。

DSC_3598_00010
 麺のつなぎ役の「でん粉、粉末卵」が食感に良い影響を与えているとみました。

 「純連」の麺のが美味しいと判断します。

スープは、粉末は全量ですが、液体は全量表示できず、絞り出した時の味噌と調味油のバランスを考慮していないので、あくまでも参考程度で。

DSC_3594_00009
 特徴を記すと、「純連」は、円やか、すりごまが強く作用、「すみれ」は、超濃厚、味噌感、スパイシーって感じかな。「すみれ」は今回のリニューで、すりごま風味をかなり押さえて、店の味に近づけた感じ。一方「純連」は、山椒などのスパイス感を抑えて、万人受けする濃厚な味噌スープに方向性を向けてます。

DSC_3633_00014
 カップ麺としてのスープの美味しさは「すみれ」、再現性も「すみれ」と判断しました。

 は、双方にかなりの具量の開きがあります。

 「純連」220円(税込)、「すみれ」300円(税込)の差が、麺量(「すみれ」が10g多い)、具量に現れてます。これは、致し方ないですね。

DSC_3588_00007
 湯戻し後で見てみても、色合いの差は歴然。それでも、味わい的には、食感などのそれほど差はありません。具量と具の一つ一つの大きさで「すみれ」に軍配を上げます。

DSC_3614_00013
出来上がりは、こんな感じ。

DSC_3603_00012
 定価比80円の差は大きいですねぇ。全体的に「すみれ」の完成度、再現性は高いです。それでも、「純連」の定価220円ってのは、ほぼスタンダード的価格になって来てますので、麺の美味しさなど、かなり健闘していると感じます。

 今回の食べ比べでは、再現度、美味しさなど「すみれ」が総合的に上だと感じました。

 因みに、実店舗では「すみれ」が好み。一方、両店で修行を積んで開店した派生店では、「純連」系が圧倒的に美味しいと思います。