(前回の続きから)
う~ん、うんめぇ琵琶鱒を喰っただよ。
昼食で天然鮎を腹いっぺぇ食って、夜は琵琶鱒を腹いっぺぇ食っただよ。
で、なんとか雨も降り飽きたようで、目の前の♪竹生島(ちくぶじま)も見えたし、んじゃ、京の都へと進みましょうかね。
♪あの人の言葉懐かしい 黄昏の河原町
恋は恋は弱い女を どうして泣かせるの~。
じゃなかった。ここは八坂。清水の手前さ。
にしても、駐車場高いわ。
20分400円だってさ。結局、1,600円取られたわ。暴利やね。バチ当たるでぇ。
八坂の塔が見えるこの通り。
もうね、見るからに京都じゃない(^^♪
♪雨だれが一粒頬に 見上げれば お寺の屋根や 細い道濡らして にわか雨が降る
こんな歌詞にピターシだね。
近づいてきました。
昼間に見るのは、初めてかも(^-^;
なんかね、こんな時を忘れるような情景が好きだ。
ずっと佇んでいたい衝動に駆られてしまう。
おいらの前世は坊主か?
いや、前世は違う。もう視てもらってるんで。
八坂の塔から清水へ行く道。
何年坂とか言ったかなぁ? にしても風情ありすぎィ。
清水寺(きよみずでら)。
京都市東山区清水にある寺院。山号は音羽山。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。もとは法相集宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。西国三十三所観音霊場の第16番札所。清水の舞台でも有名。
御 詠 歌:松風や音羽の滝の 清水を むすぶ心は 涼しかるらん
◆巡礼先データ◆
シリーズ名:西国三十三札所巡り
寺 社 名:音羽山 清水寺
宗 派:北法相宗(大本山)
開 基:延鎮上人
御 本 尊:十一面千手千眼観世音菩薩
創 建:宝亀9年(778)
納経軸にいただきました。
◆寺の由来◆
音羽山清水寺の開創は778年。現代から遡ること約1200年前。大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきた。
京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内には、国宝と重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並びます。創建以来、10度を超える大火災にあいそのたびに堂塔を焼失したが、篤い信仰によって何度も再建。現在の伽藍はそのほとんどが1633年に再建されたもの。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録された。
入口の仁王門を過ぎ、西門、三重塔、鐘楼、経堂、開山堂(田村堂)、朝倉堂などを経て本堂に至る。本堂の先、境内の東側には北から釈迦堂、阿弥陀堂があります。
「仁王門」。
境内入口に建つ朱塗りの門。三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺きで、正面左右に鎌倉時代末期の金剛力士(仁王)像を安置する。室町時代の建立で、馬駐(うまとどめ)、鐘楼とともに寛永6年(1629年)の大火をまぬがれたそうです。
朱塗りの建物って映えるし、際立つね。
この日は生憎の空模様でした。
「経堂、三重塔」。
寛永10年(1633)の再建で、平成12年(2000)に解体修理されました。平安時代中期には一切経を所蔵し、全国から学問僧が集まる講堂として栄えました。それ以降は記録から消え、現在その一切経は伝来していません。
堂内には釈迦三尊像をお祀りし、鏡天井に江戸時代の絵師・岡村信基筆の墨絵の円龍が描かれています(重要文化財)。
「随求堂(ずいぐどう)」。
仁王門から参道を進んだ正面に位置する。
もとは塔頭慈心院の本堂で、慈心院を中興した僧・盛松により、享保20年(1735年)に建立。本尊は大隋求菩薩像(秘仏)。堂の地下の暗闇を歩く「胎内めぐり」も行われています。
本堂へと向かいます。
にしても何とかならぬかぁ!!!
隣のうるさい馬鹿ども。
所かまわずでっけぇ声張り上げ、所かまわず写真を撮りまくり、何のマナーもない奴ら。
なんかこんな状況下の京都には何の魅力も感じないわ。悲しいです。
「三重塔(重要文化財)」
西門の先に建つ和様の塔。寛永再興時の再建。高さ30.1メートル。昭和62年(1987年)に完了した解体修理により、外部の極彩色が復元されている。内部には、曼荼羅の密教世界が造形されて、中央には大日如来が安置されています。
ここでご朱印をいただきます。
字が綺麗でありますように… ←大丈夫でした(^^♪
「本堂」。
徳川家光の寄進により寛永10年(1633年)に再建されたもの。「清水の舞台」とも呼ばれてます。
でも、現在、改修工事中だった(/o\)
清水の舞台から京都市内を臨む。
「百体地蔵堂」。
ちょっと地味なお堂。み~んな通り過ぎていくけど、こーゆーお堂もおいらは好きだ!
「阿弥陀堂(重要文化財)
入母屋造、瓦葺きの三間堂。寛永再興時の再建。前面の旧外陣部分を改造して奥の院への通路としている。内陣正面には後柏原天皇筆の「日本最初常行念仏道場」の額が架かってます。
「釈迦堂(重要文化財)」。
寄棟造、檜皮葺きの三間堂。寛永再興時の再建。昭和47年(1972年)の集中豪雨による土砂崩れで倒壊し、3年後に旧材をもって復元されたそうです。
ちょっと引き返すと…、
「地主神社」。
本堂の北にある、元は清水寺の鎮守社で、現在では縁結びの神として信仰を集めているそうです。
明治の神仏分離により清水寺から独立しているが、歴史的経緯から世界遺産「古都京都の文化財」の清水寺の一部として登録されています。
とりあえず神社はPASSして、急な階段を下って「音羽の滝」へ。
本堂東側の石段を下りた先にある「音羽の滝」。
寺名の由来でもある名水が3本の筧(かけい)から流れ落ちており、みんな列をなしてお清めしてます。
まだまだ巡るところや見どころはあるんですが、先を急ぐので…。
◆参拝データ◆
住 所:京都市東山区清水1丁目294
交 通:バス
駐 車 場:無
拝 観 料:大人400円、小中学生200円
拝観時間:6:00〜18:00
納経時間:8:00〜16:30
電話番号:075(551)1234
ウェブサイト:https://www.kiyomizudera.or.jp/
木漏れ日透かすもみじ。
晴れてれば、もっと綺麗だっただろうな。
前を、宝塚が歩いていたので、思わず後ろ姿をパチリ。
ヤパーシ、周囲とは異なるオーラが出てたわ(^^♪
もと来た道を引き返します。
あの不気味な顔がTMの「よーじや」の看板。
怖いもの見たさで入ってみたけど、どうやらおいらは「お呼びじゃない」みたいで、すぐさま引き返した(^-^;
さっ、次は「六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)」へ行きましょう。
「密寺」ぢゃないんですよね「蜜寺」なんです。
ちょっと憧れていたお寺なので、楽しみです(続く)。
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